ブレスレットは長さによって印象が変わります。新しいブレスレットの購入や手作りを考えているとき、まず確認しておきたいのが自分にちょうどよい長さです。ブレスレットをよりおしゃれに身に着けるために、長さの目安を知っておきたいですね。この記事では、自分の手首の測り方やサイズの選び方をご紹介します。
ブレスレットを着ける手首サイズの測り方
手首に付けたブレスレットの長さに余裕があるかないかで、着け心地や見た目の雰囲気は違ってきます。思い通りのブレスレットを購入したり、手作りしたりするために、まずは基本となる自分の手首サイズをきちんと測って認識しておきましょう。
手首サイズを測る位置
基本の手首サイズを測る位置は、小指側にある突起状の骨から1cmほど体に近いところです。この部分を一周するだけの長さを測ります。
メジャーがあるときの測り方
裁縫用のメジャーを持っている場合は、それを使えば簡単です。
- メジャーの先端にセロテープを貼っておきます。
- 手首を横切るようにメジャーの先を載せ、セロテープで仮止めします。
- メジャーをぐるりと手首に巻き付けましょう。
- 0と重なった部分のメモリを読み取ります。
メジャーがないときの測り方
メジャーが見当たらない場合は、適当な紐や紙を利用して測ることができます。
- 細長く切った紙や紐の先端にセロテープを貼っておきます。
- メジャーと同じように先を手首に載せ、セロテープで仮止めします。
- 紐や紙を手首にひと回りさせましょう。
- 先端と重なった部分にマジックペンなどで印を付けます。
- 手首から解いた紐・紙の長さを定規で測りましょう。
ブレスレットの長さの決め方
ブレスレットを購入するときや手作りするときは、手首のサイズちょうどにするとややきつく感じられ、着脱にも手間がかかることがあります。ブレスレットの長さは手首サイズ+αと考えるのが一般的です。
「+α」を何cmにするかによって、ブレスレットの雰囲気や印象は以下のように異なります。
- 手首サイズ+1cm…手を使う作業をしても位置が変わりにくく、天然石ブレスレットに多いタイプ。ブレスレットのタイプによっては着脱しにくいことも。腕時計も着けるという人にもおすすめ。
- 手首サイズ+1.5cm…少しゆとりがあり、着け心地のよさも着脱のしやすさもあり、バランスのよいタイプ。迷ったときはこちらがおすすめ。
- 手首サイズ+2cm以上…ブレスレットの動きや揺れも楽しめる長さ。金属製の細いものなどは、優雅な印象を与える。
ブレスレットの素材や太さなども考慮に入れ、好みや使い方に合う長さを選んでくださいね。
平均的な手首サイズやブレスレットの長さ
一般的な体格の方であれば、平均的な手首サイズを参考にするのもよいでしょう。手首サイズの平均は、女性の場合で約15cm、男性の場合で約17cmといわれています。
天然石ブレスレットの場合は「+1cm」で作られることが多いので、女性用は約16cm、男性用は約18cmが一般的なサイズです。
ただ、ブレスレットを手作りする際は、このサイズが内径であることに注意しましょう。特に天然石は石のサイズが大きいほど内径に影響します。例えば内径16cmサイズのブレスレットを作りたいときに、直径1cmの天然石×16個ではサイズ不足となる可能性が高いです。大きめの天然石を使用するときは、余裕をもって数を揃えておくことをおすすめします。
まとめ
素敵なブレスレットをイメージ通りに着けるためには、自分の手首サイズを知っておくことが大切です。アクセサリーショップで購入するときも、ハンドメイドにチャレンジするときも、手首サイズが正確にわかっていれば適切なブレスレットの長さを判断しやすくなります。手首サイズは、メジャーや身近なアイテムを使って簡単に測ることが可能です。理想の長さのブレスレットはお気に入りのファッションもよりおしゃれに見せてくれるでしょう。